個人事業主にとって、一年を締めくくるイベントと言えば、確定申告ではないでしょうか。企業と違い個人事業主の場合は、会計期間が1月〜12月と決まっています。そして翌年に「確定申告」を行います。個人事業主の場合は、年末頃から確定申告に向けてバタバタと動き始める方が多いのではないでしょうか。
本来であれば税理士さんにお願いするのが一番楽かと思いますが、まだ売上が少ない内は自分でできるものは自分でやりたいと思う経営判断をするかと思います。
そこで今回は、自分で簡単に確定申告を行うことができる「会計ソフト」をおすすめ順にご紹介いたします。
クラウド会計ソフトランキング
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freee
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MFクラウド会計
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やよいの青色申告オンライン
| プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
| 料金 | 980円(税抜)/月 9,800円(税抜)/年 |
1980円(税抜)/月 19,800円(税抜)/年 |
3980円(税抜)/月 39,800円(税抜)/年 |
| 対応OS/デバイス | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ |
| メールサポート | ○ | ○ | ○ |
| チャットサポート | ○ | ○ | ○ |
| 電話サポート | × | × | ○ |
（プラン詳細）
私も使用しているクラウド会計ソフトfreeeです。元々はMFクラウド会計を使っていたのですが、freeeに乗り換えました。MFクラウドでは、私が使いたいクレジットカードが対応していなかったからです。freeeの一番のメリットは、会計に詳しくなくても視覚的に仕訳を行うことができ、知らずに申告書を作成できる点かと思います。非常に使いやすいソフトです。
あえてデメリットを挙げるのであれば、こちらです。
・他社ソフトに比べて少し高い
・細かい仕訳の設定が難しい
料金は使いやすさ代と思えば、全く苦になりません。仕訳設定の点は、良くも悪くも会計の知識がほぼ不要のソフトなので、会計知識がある人だと、この仕訳を作りたい時はどうしたらいいんだろう・・と悩んでしまうことがあるかもしれません。会計知識があまりない人であれば、おすすめと言えます。（会計の知識量によって使いやすさの感じ方がたぶん上下するかと思います）
無料期間が1ヶ月ついていますので、一度使って見るとイメージが湧くかと思います。
＞＞freeeの詳細はこちら
| プラン | フリープラン | ベーシックプラン | ベーシックプラン（電話サポート有） |
| 料金 | 無料 | 800円(税抜)/月 8800円(税抜)/年 |
17,200円(税抜)/年 |
| 対応OS/デバイス | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ |
| メールサポート | ○ | ○ | ○ |
| チャットサポート | △（登録から30日間のみ） | ○ | ○ |
| 電話サポート | × | × | ○ |
（プラン詳細）
クラウド会計ソフトで最安値のMFクラウド会計。唯一、期限のない無料プランがあるのも特徴です。とにかくコストを抑えたい方におすすめです。私もMFクラウド会計は長く使っていた会計ソフトなのですが、大きな不満はありませんでした。ただ、途中で使い始めたクレジットカードがたまたま対応していなくて、freeeに乗り換えることになりました。
もしあなたが使っている口座やクレジットカードが対応していて、あなたに会計の知識が多少あるようであれば、力になってくれるソフトだと言えます。
| プラン | 無料体験プラン | セルフプラン | ベーシックプラン |
| 料金 | 無料（2ヶ月限定） | 8,000円(税抜)/年 | 12,000円(税抜)/年 |
| 対応OS/デバイス | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ | Windows・Mac/パソコン・スマホ |
| メールサポート | × | × | ○ |
| チャットサポート | × | × | ○ |
| 電話サポート | × | × | ○ |
（料金プラン）
クラウド会計ソフトに限らなければ、会計ソフトとしての売上は1位のやよい。ただ、クラウド会計においてはサービスの質が他社に追いついていないという印象を持ちます。専門ソフトのため、機能面でわからないことはどうしても出てきてしまうのですが、一番高いプランでした問い合わせを受け付けていないことに強気の姿勢を感じます。会計ソフトをこれまでよく使っていたような中級者以外の方は、ベーシックプランを選ばないと不安が残ってしまうでしょう。
インストール型の会計ソフト
 
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やよいの青色申告 料金 12,000円(税抜) 対応OS Windowsのみ 対応デバイス パソコンのみ |
 
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みんなの青色申告 料金 9,800円(税抜) 対応OS Windowsのみ 対応デバイス パソコンのみ |
 
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ツカエル青色申告 料金 7,400円(税抜) 対応OS Windowsのみ 対応デバイス パソコンのみ |
クラウド会計ソフトの方がおすすめの理由
私はクラウド会計ソフトの方をおすすめしています。金額だけでみると、インストールタイプの方が長い目で見れば安くはなります。1回しか費用がかからないからです。
ただ、クラウドにおいておく方が安全です。クラウドのメリットは非常にたくさんあります。
・パソコンが急に壊れてしまっても、データはなくなりません
・古いパソコンから新しいパソコンへの入れ替えが不要です
・ネットにつながればいいので、パソコンは何台でも使用できます
・WindowsでもMacでも使えます
・スマホを使って外出先からもチェックが可能
私は東日本大震災を東京で被災しましたが、日本のような地震大国で、自分のパソコンのみにデータを持ち続けるのは非常に怖いことだと感じています。南海トラフ地震も起こるとずっと言われ続けていますが、「安全性を買う」という意味でもクラウド版がおすすめだと考えています。
おわりに
どのクラウド会計ソフトも主要な口座やカードは対応をしていると言えます。ただもし少しマイナーなところをお使いだと、対応していないソフトも存在するかと思います。今回ランキング1位としてfreeeをご紹介しましたが、freeeではダメでMFクラウドでは使えるということもあれば、その逆もしかりです。
最初は無料期間でお金がかからないので、freeeとMFクラウドの両方を使ってみて、ご自身の口座が対応しているかどうかを一度チェックしてみると良いかと思います。
